■ノーベル生物学・医学賞の豆知識
ノーベル賞には、6つの分野からなる賞があります。その中でも特に、自然科学である、物理学、生物学・医学、化学が注目を集めているようです。経済学に関しては、ノーベル賞を設立したノーベルがつくったみのではないですし、経済は、科学とはかけ離れた分野であるとして、ノーベル賞として認められないと考える人も多いようです。
さて、時代の移り変わりにより、ノーベル賞が占める国別の割合に、変化が起きているようです。第二次世界大戦以前は、フランスやイギリスなどが、他の国と比べてノーベル賞を受賞する割合が高かったようです。しかし、第二次世界大戦後は、一気にアメリカのノーベル賞の受賞が図化しています。
第1回のノーベル生物学・医学賞の候補者として、日本人の名前が挙がっていたことを知っているでしょうか。その人は、北里大学と慶応義塾大学医学部の創設者である北里柴三郎さんです。北里柴三郎さんは、ノーベル賞候補者として名前が挙がっていたのですが、ドイツのフォン・ベーリングが受賞しています。ベーリングが行った研究は、北里との共同研究だったのです。しかし、当時は共同研究であっても、どちらか一方にしか、ノーベル賞の受賞を認めていなかったのです。